先日、久しぶりに視察に出かけました。行先は東郷にある日の里団地です。
日の里団地では大学の先生が自ら街づくりを率先して行われていて、その上東邦レオさんや西部ガスさんなどの大企業による開発も行われているので今一番盛り上がっている地方団地の一つです。
視察したのは「ひのさと48」という、開発地区でひとつだけ残された団地の48号棟。
開発にあたってここだけ残して、その後の戸建て開発地の街づくりを推進していく計画だそう。
バルコニーの壁にはカラフルな色が施され、木々の間から音符が見えるような明るさです♪
そのひのさと48の一室ではブリュワリーが作られていて、さとBEERが販売されています。
お土産にぜひ買い求めたかったのですが、このビール、発売と同時にすぐに完売になるそうで、当日も売り切れていました。恐るべし、食の力!!
ブリュワリーの隣のお部屋では、製造時だけ販売に使うというお店になっていました。壁にもカラフルな街の様子が描かれていました。
そして今回私が一番気に入った、団地に後から取り付けられた木のひさし。これは玉川ビルでもぜひやってみたい!と思いました。
私たちが視察をしている間も、団地の子どもたちが大勢ブリュワリーの隣にあるコミュニティカフェに遊びに来ていて、やはり子供がいるだけで街は明るく活気がでるのだな~と見ていました。
そして、遠い遠い昔、玉川ビルの近所の長屋にあった駄菓子屋さんを思い出しました。ああやって子供が集まる場所があるというのはとても貴重なこと。
その駄菓子屋という小さな空間で友達と交流したり、お店のおばちゃんとお話しをしたり、お金の使い方を一生懸命考えたり。楽しかったなぁ!
このあとホールに移って大学生たちが考えた街のデザイン案を聞きました。
最近大学生が考えるデザイン案を聞く機会が時々ありますが、人との交流を目指した小さな街案をよく目にします。
賃貸経営も、交流無くして成り立たない・・・と教えてもらってますので、これを活かしていかなければ!